救命の輪を広げましょう

8月27日(木)「救急法講習会」を開催しました。
講師は佐倉市八街市酒々井町消防組合八街消防署南部出張所の職員の方です。
心肺蘇生法とAEDの使い方を学びます。

まず初めは、消防署の方のお手本からです。「あっ!人が倒れています!」

「どうしました?大丈夫ですか?」
「あなた、救急車を呼んで」「AEDを持ってきて!」
「呼吸がない!胸骨圧迫をします!」
AEDが到着!機器の指示どうりに装着します。

緊張感と緊迫感が漂います。職員の方は、一連の動作をテキパキと行っていて「ザ・プロフェッシャル」を垣間見ると同時に、力強さと心強さを感じました。
そして、いよいよ実践です。

いざ、自分の番になるとなかなかうまくいきません。「すごく力がいるんですね。」胸骨圧迫を行った女性の方はびっくりしていました。ダミー人形ですが、胸を押すのには相当の力が必要です。

みなさん真剣
呼吸があるかを確認
的確に指示をします

大切な命に係わることですから、どの方も真剣そのものです。メモをとったり、一連の流れをスマホにおさめる方も見られました。

最後のおさらいでは、ふたりで行う連携動作も学びました。

「ひとりで行うのは大変です。落ち着いて、多くの人の協力を求めて、みんなで命を助けましょう。」
消防隊のことばが、とっても心強く響き、勇気を持って一歩踏み出す自信にもつながっているようでした。

今年は、AEDを一般市民が使えるようになって20年の節目の年です。一次救命処置が広く社会に普及し救急の輪が広がることを願います。